【機械式(自動巻・オートマチック)腕時計の特徴】

≪機械式時計の精度について≫

「クロノメーター」とは、スイスの権威ある精度検査です。
機械式時計の場合、この検査に合格しますと制度基準として、

 ●クロノメーター紳士用・・・日差-1秒〜+10秒

 ●クロノメーター婦人用・・・日差-3秒〜+12秒
  (日差とは、24時間経過した時点での時間の”進み”や”遅れ”の事です。)

となります。
(この検査に合格した時計は、ダイヤル(文字盤)等に”CHRONOMETER”やChronometer”等の表記が許可されます。)
高精度なムーブメントでなければこの検査には合格できない為、機械式・自動巻き時計の性能を評価する上での一定の基準となっています。

しかし、ご愛用者の生活パターンによっては、このクロノメーターの精度にも多少の誤差が生じます。

その為、時計を一番高い精度で使用する方法として、

 @まずご愛用者の生活の中で約10日〜2週間使用し平均日差を求め、その結果を再調整する。

 A時計の姿勢差を利用して夜、腕より時計を外した時の置き方で調整する。
  (姿勢差とは・・・時計を置く位置によって進んだり遅れたりする性質の事)

以上、2つの方法があります。

姿勢差は時計店等でビブログラフ(時計の精度試験機)で調べますと、どの位置(向き)に置くと「遅れる」、「進む」かが判ります。
この特徴を利用し、夜間に昼間の時間誤差を調整する方法です。 2〜3秒程度の誤差の場合には、この調整方法が一般的で一番確実な方法です。

≪自動巻き時計の機能的条件≫

通常、自動巻き時計は、日常生活の中で約8時間ほど腕に着けて、歩行や日常生活をする事が必要となっています。
その為、運動量が不足の場合には、時計の精度が不安定となり、遅れる事もありますので、リューズをケースから緩めて、
約20回程度、手でゼンマイを巻き上げる必要があります。
逆に、腕時計を着けたまま激しい動きをしますと(スポーツなど)多少進む場合がありますが、
これは一時的なものですので特に心配する必要はありません。
特に女性の場合、左手に腕時計をしてハンドバッグなどを持った時や、長時間デスクワークに携わる場合等は、
腕の運動量が不足し、時間に誤差が生じたり、止ったりする事もありますので注意が必要です。

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